Nateの英語学習ブログ

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ポッドキャスト断捨離

ポッドキャストは英語学習者にとって必須アイテムと言っても差し支えないと思っている。多くのショーのエピソードが無料である上に、トピックも多岐に渡る。しかし、無料であるために多くのをポッドキャストを購読したものの聴く時間を確保できず、大量の未読エピソードが溜まってしまってスマホのストレージを食っているだけ、というケースは少なくないはずである(少なくとも私はその経験がある)。

 

そこで私は定期的にポッドキャストの断捨離を実施している。つまり、あまり聞かないエピソードを含むショーの購読解除を行っている。その際に意識していることは、①耳に心地良い英語(声・アクセント)か、②興味深い内容か、③ポッドキャストでしか得られない情報か、である。

 

耳に心地良い英語のポッドキャストを選ぶことが最も重要だと思っている。まず私がポッドキャストを聴くシチュエーションは主に家事などの単純作業中であるため、耳に心地良くないポッドキャストは作業の邪魔になるため購読するに値しない(そもそも聴くに値しない)。次に、ながら聴きがメインとはいえ多くの表現をインプットすることになるため、無意識の内にアクセントや表現を吸収できる。真似したくなる・使いたくなる英語であることが脳に残りやすく、結果的にアウトプットに繋がりやすいため英語学習の観点で効果的であると思っている(私にとってはHello Internetの二人とスティーヴン・ダブナーである)。

 

もちろん、興味深い内容であることも重要である。ただし、これは言うまでもないことかもしれない。なぜなら関心の無いポッドキャストを購読することはあまり考えにくいからである。そのような状況を強いて挙げるとすれば「英語学習者にオススメの Podcast 20選」のような記事で紹介されていたショーを購読した人だろうか。

 

三点目に挙げたポッドキャストでしか得られない情報であるか、については少し補足が必要だと思っている。これは言い換えると、音声情報でしか得られない情報であるか、だろう。例えば BBC のニュースは英文記事でも読むことができるが、(特に地名や人名などの)正しい発音方法については、音声情報でしか得られないのではないだろうか。もちろん、英文記事を読んでいる際に出会った新しい地名や人名などについて、その都度辞書やグーグル検索を用いて発音記号を調べることもできるが、効率が良いとは言えない。

 

ポッドキャスト断捨離とは、要すれば、ときめかないホストのショーを購読解除するという手段である。電車待ちの時間にもできるため、手持ちの札に入れておいても損はないだろう。