Nateの英語学習ブログ

CEFR C2 を目指す英語学習者のブログ

英検1級英作文 #001

お題:Agree or disagree: A lack of female leaders is a serious problem in Japan.

 

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Japan, a nation known for its technological advancements and rich cultural heritage, faces a significant challenge in gender equality, particularly in leadership roles. The underrepresentation of women in leadership positions is not only a missed opportunity for women but also a concern for the entire nation. This essay argues that the lack of female leaders is a pressing issue that requires immediate attention for three main reasons.

 

First, diversity in leadership brings a variety of perspectives and solutions to the table, which is crucial for innovative and comprehensive problem-solving. The absence of female leaders means that unique insights and experiences women bring are mostly missing in decision-making processes, ultimately hindering progress and innovation.

 

Second, the lack of female leaders perpetuates gender stereotypes and inequality. When young women and girls see few or no women in power, they are less likely to aspire to leadership roles themselves, believing these positions are unattainable, perpetuating a cycle of inequality and limiting the potential pool of the talents for leadership roles.

 

Lastly, economic implications cannot be overlooked. Numerous studies have shown that companies and countries that embrace gender diversity in leadership roles see improved financial performance and economic growth. Japan's economy will benefit significantly from tapping into the underutilized potential of female leaders.

 

In conclusion, the lack of female leaders in Japan is a serious problem that impacts not just the women, but the entire nation. Addressing this issue is not merely about achieving gender equality; it is about enriching leadership with diverse perspectives, breaking down harmful stereotypes, and unlocking economic benefits. Japan must take deliberate steps to encourage and support female leadership, ensuring a more inclusive, innovative, and prosperous future for all its citizens. (281 words)

 

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さて、 ChatGPT からの評価は以下の通りでした。

この英作文は、英検1級の基準に照らし合わせて高い評価を得る可能性があります。主題への取り組み方、論理的な構成、豊かな語彙の使用、そして説得力のある論点が見られます。しかし、更なる改善の余地もあります。以下にその評価と改善点を挙げます。

評価ポイント

  1. 主題への明確な立場:賛成の立場から、女性リーダー不足が日本における深刻な問題である理由を明確にしています。

  2. 論理的な構成:序論でテーマを提示し、3つの主要な理由を展開、結論で再度主題を強調する構成は効果的です。

  3. 豊かな語彙と表現:「technological advancements」「rich cultural heritage」「gender equality」「innovative and comprehensive problem-solving」などの表現が題材の理解と英語力を示しています。

改善点

  1. 具体例の不足:論点を補強するために、日本や他国での具体的な事例や統計を引用することで、より説得力を増すことができます。例えば、女性リーダーの不足が経済成長やイノベーションにどのような具体的影響を与えているのかを示す事例があれば、論旨がより明確になります。

  2. 結論の深堀り:結論部分で、日本がどのような「deliberate steps」を取るべきかについてもう少し具体的に触れることで、提案の実現性を高めることができます。例えば、政策提言、教育プログラム、企業の取り組みなど、具体的なアクションを提案することが望ましいです。

  3. 文体と一貫性:全体的には一貫性のある文体を保っていますが、よりフォーマルな表現を選ぶことで、学術的な文章としての質を高めることができます。たとえば、「Japan must take deliberate steps」を「It is imperative for Japan to implement strategic measures」とすることで、より説得力のある文体になります。

  4. 校正と微調整文章全体を通して、表現の繰り返しや冗長性を避け、ポイントをよりダイレクトに伝えるよう心がけることが重要です。読み手が論点をすぐに理解できるように、シンプルで明確な表現を選ぶことが望ましいです。

総じて、非常に良くまとめられた英作文ですが、上記の改善点を取り入れることで、より深い洞察と説得力を持たせることが可能です。

 

この反応を受けて、文章全体で見られる冗長性や語彙の置き換え、文法的間違いの有無や、表現の繰り返しを避ける点などを深掘りするようお願いしました。

 

文章をより一層洗練させるために、語彙の選択、文法的な正確性、冗長性の排除、そして表現の繰り返しを避ける点について詳しく見ていきましょう。

語彙と表現の改善

  • 多様な語彙への置き換え: 同じ単語やフレーズの繰り返しは避けるべきです。例えば、「leadership roles」の繰り返しを「executive positions」や「management roles」に置き換えることで、文章に豊かさをもたらせます。

  • 専門的な語彙の導入: 特定の事例やデータに基づく議論では、より専門的な語彙を用いることが望ましいです。たとえば、「economic growth」を「macroeconomic stability」や「financial performance」を「corporate profitability」に置き換えることで、議論の深みを増します。

文法的な正確性

  • 文章は文法的に正確で、目立った文法ミスは見受けられません。ただし、より複雑な文構造を使用して論点を展開することで、英語のコマンドを示すことができます。例えば、条件節や副詞節を使うことで、原因と結果の関係をより明確に示せます。

冗長性の排除

  • 冗長な表現の簡略化: 「requires immediate attention for three main reasons」を「demands immediate attention for three reasons」に簡略化することで、文章をよりダイレクトにします。

  • 不要な修飾語の削除: 説得力を増すためには、言いたいことをストレートに伝えることが重要です。例えば、「is not only a missed opportunity for women but also a concern for the entire nation」を「represents a missed opportunity and concerns the entire nation」に修正すると、メッセージがよりクリアになります。

表現の繰り返し

  • 類義語や言い換えの利用: 同じアイデアや概念に対して、異なる表現を使うことで、読み手の興味を引きつけることができます。例えば、「the lack of female leaders」の代わりに「the scarcity of women in executive positions」や「the underrepresentation of women in leadership」などの表現を使うことができます。

追加の改善点

  • 段落の展開: 各段落で論じられているアイデアをさらに深く掘り下げ、具体的な例やデータ、研究結果を引用して、論点の正当性を補強することが効果的です。

  • 結論の強化: 結論で、読み手に対して明確な行動を促すか、さらに思考を深めるための問いを投げかけることで、文章の印象を強く残すことができます。

総じて、文章の語彙を豊かにし、表現を多様化させることで読み手の関心を引きつけ、文法的な正確性と簡潔さを保ちつつ、冗長性や繰り返しを避けることが、より効果的なコミュニケーションにつながります。

 

その後のやり取りは英語になってしまいましたが、似たような指摘を繰り返し受けました。そちらを反映させた改善版は以下の通りです。ChatGPT を扱うと横に家庭教師がいる中で自分の英語を洗練できるという素晴らしいプラスの側面と、時間が溶けてしまうというマイナスの面と両面がありますね苦笑。今年は執筆活動をテーマにしているので、折を見てこの英作文練習を取り入れていきます。

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現在の英語学習状況(2023年12月末時点)

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 

早速ですが、お知らせから。

まず、旧 Twitter に復活しました。アカウントはこちらです。

次に、別のブログを始めました。こちらもよろしければ覗いてください。

robeyqi.hatenadiary.jp

 

それでは現在の英語学習状況を記載します。

 

現在のラインナップは以下の通りです。

1.例文音読(Anki)

2.多読(The Economist

3.多聴(Audible)

4.英語のハノン

 

1.例文音読(Anki)

過去から継続中の勉強法です。昨年11月から追加した ChatGPT4 を利用した例文暗唱(≒瞬間英作文)はやはり肌に合わなかったので取り入れることをやめました。新生活が始まった 10 月以降に空欄が少し増えましたが、それでも年間 340 日以上継続できているので、概ね毎日取り組むことが出来たと言えるのではないかと思います。よく頑張った自分を褒めたいです。

 

2023年 Anki 結果

引き続き Anki ゼロが目標です。

 

 

2.多読(The Economist

昨年11月に Extensive Reading Central という無料 Web サイトで多読を開始したと書きましたが、内容があまりにつまらなすぎて挫折しました。一方で、リーディングの流暢性を高めるための多読の目標(3年以内に223万語到達を目指す)は変わらず置いているので、The Economist 誌を読む際に単語数を数えることにしました。具体的には、英文記事を読む際には Notion に転記して読み、その日に読んだ文字数をエクセルで管理するという原始的な方法です。

 

12月31日時点で累計 107,516 語、1 日平均 2,108 語です。累計進捗約 70% と目標からビハインドになってしまっていますが、根気良く継続していきたいと思います。

 

3.多聴(Audible)

引き続き通勤時間を利用して Audible を聴いています。過去 4 ヶ月の Listening Time は以下のようになっています。新生活が始まり自動車通勤となった10月以降大きく時間が増えました。

  • 09月:02時間18分
  • 10月:27時間49分
  • 11月:23時間24分
  • 12月:17時間40分

前回から Sapiens を再度聴き終えただけで終わってしまいました。Audible で聴いた本を Kindle で読むという習慣を付けたいですが、中々踏み出せません。

 

4.英語のハノン

休憩中です…。2024 年に初級、中級、上級、フレーズ編を一周やり切ります。

 

前回はこちら。

robeyqi.hatenadiary.com

 

過去 Anki と可視化の話も書きました。

robeyqi.hatenadiary.com

robeyqi.hatenadiary.com

 

Sapiens の漫画版も手に取ろうと検討中です。

 

 

現在の英語学習状況(2023年11月時点)

今年もブログの更新が滞りがちですね。年末も近づく季節になりましたので、改めて現在の英語学習状況を記載します。

 

現在のラインナップは以下の通りです。

 

  1. 例文暗唱(Anki)
  2. 「英語のハノン」初級
  3. Audible
  4. Extensive Reading Central

 

1.例文暗唱(Anki)

過去から複数回登場している Anki を利用した英語勉強方法ですが、今年の11月から例文音読だけでなく例文暗唱も再度取り入れることにしました。ちょこちょこ虫食いになっていますが、概ね毎日取り組むことができています。Anki ゼロ が引き続きの目標です。

2.「英語のハノン」初級

2023年の頭から始めた初級の2週目は無事にクリアしましたが、中級にもフレーズ編にも進めることができずにお休みしていました。今年の11月から初級の3週目の復習とフレーズ編を同時にスタートすることに決めました。いつ終わることやら。

 

3.Audible

通勤時間を利用して Audible で読書をしています。今年の10月から車通勤に変わりましたので、リスニング時間が相当に増えました。同じ本を繰り返し読むようにしています。年末迄は Sapiens, Homo Deus, Essentialism, Effortless の 4 冊で回す予定です。

Audible

4.Extensive Reading Central

Extensive Reading Central という無料 Web サイトで多読を開始しました。リーディングの流暢性を高めるために 98% 以上が既知語となるようなレベルの英文を 223 万語多読するまで継続予定です。223万語という数字は英語超上級者を目指す上で多読が必要な語数と推計されている数字です。1日3,000語をペース目標にして、3年以内に223万語到達を目指しています。
Home New - Extensive Reading CentralExtensive Reading Central | The go-to place for all our Extensive Reading needs

 

この記事を書いている時点では 3 万語をちょっと超えた程度です。継続モニターします。

 

ちなみにこの学習方法のアイディアは以下の書籍から頂きました。

 

 

前回の学習状況から少しだけ変化しました。必要に駆られると成長するのかもしれません。(諸般の事情で旧 Twitter アカウントを消さざるを得ませんでした。またいつか復活するかもしれませんが、しばらくはこのブログ放置しているこっちのブログを中心にインターネットでのアウトプットをのんびり継続していきたいと思っています。)

The Economist 誌 11月16日号

こちらの記事を読みました。
ついにインフレ - 英国 The Economist 誌を読むブログ

 

新しい勉強法として ChatGPT4(に限らず AGI 全般)に Reading の課題を出してもらうようにしています。 TOEFL スタイル 10 問と GMAT スタイル 5 問(この記事にも貼り付けておきます)。

 

それから、徹底に不明語彙を潰します。これも基本は自分で辞書を引く癖を付けていますが、最近は AGI に聞いてしまうことが多いです。(こちらも不明語彙一覧をこの記事に貼り付けておきます。)

一つ一つの理解を丁寧にすることを優先していきたいと思います。
では以下ご参考までに。

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現在の英語学習状況(2023年1月時点)

ブログの更新が滞っていたので、改めて現在の英語学習状況を記載します。

 

現在のラインナップは以下の通りです。

 

1.  例文音読(Anki)

2. 「英語のハノン」初級

3.  Audible

 

1.  例文音読(Anki)

過去にも登場している Anki を利用した英文音読ですが、昨年は「思い出したらやる」程度になってしまい、2018年-2020年にやり込んでいた頃のカードの長期学習の期日が重なって復習枚数が4桁を超えるようになってしまいました。

年始に一念発起して Anki ゼロ を再度達成するなど2023年は良いスタートを切れています。このまま継続していきたいです。

 

2. 「英語のハノン」初級

昨年、何度も挫折しましたが、12月末に初級の一周目を終えることができました。2023年は初級の復習(二周目)から開始しています。二周目が終われば、(すでに積読本になっている)中級と上級に加えて、これから買うイギリス英語編とフレーズ編も終わらせる、という高すぎる目標を抱えています。

 

英語のハノン学習者のツイートを見るたびに、私は今年も挫折するんじゃないか、と戦々恐々としていますが、頑張ります。

 

3. Audible

今年も家事時間と通勤時間を使って Audible で読書しています。昨年までに読了(聴了)したタイトルは以下の通りです。

 



 

 

 



 

 

 

前回の学習状況から全然変化ありませんね。成長がない、ということかもしれません。

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TOEFL iBT 結果(2022年1月)

昨年受けた TOEFL iBT の結果確認をアップロードしていませんでした。

過去同様、対策なしで受けています。

 

合計は変わらず、Reading, Listening が大幅ダウン、Speaking は変化なし、Writing だけ前回から上がっています。やはり Speaking が課題です。昨年「特にこのスコアを見ると、Speaking は言うまでもなくですが、Writing に関しても対策すれば 27 くらいまで上がる気がしています。」と書いているのですが、Writing は 『ここで差がつく英文ライティングの技術』 をサラッと読んでみました。

 

 

 

 

前回の結果はこちらです。

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現在の英語学習状況(2022年1月末時点)

ブログの更新が滞っていたので、改めて現在の英語学習状況を記載します。

 

robeyqi.hatenadiary.com

 

現在のラインナップは以下の通りです。

 

1. 例文音読(Anki)

2. 英語ハノン 初級

3. Audible 

 

1. 例文音読(Anki)

Anki については昔ほど時間を割けなくなってしまったこともあり、毎朝 15 分間で出来る限りの例文を音読するようにしています。日々の生活の中で出会った単語・語彙表現・用法のうち残しておきたいものを Anki に文章単位で投げています。以前も書いた通り、「日々の例文音読(=インプット)の積み重ねがそう遠くない未来(10年後くらい)に Tipping Point 到達につながることを信じて、まずは地道なインプットを継続することに焦点を当てている現状」に加えて、「例文音読に加えてちょい替え英作文を行うことにより、例文音読の質を上げている現状」になっています。

 

2. 英語ハノン 初級

毎朝ツイートするように心がけている通り、Anki の次に朝実施しています。(時間があるときに自分の活用方法について整理しておきたいと考えています。)

www.chikumashobo.co.jp

 

3. Audible

今年も Audible でゆっくり読書しています。

 

以下、ご参考までやめた学習法です。

英文日記→添削→暗唱(IDIY)

英文日記→添削→暗唱を IDIY というサービスを利用して行っていましたが、お気に入りの添削者の利用可能性と費用対効果の面で 2 万語書いたところでストップしました。

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多読(英文記事マラソン

仕事も含めて英文記事は読むのですが、アナログで記録することがかなりストレスになっていたため記録そのものをやめました。もう少し良い記録方法がないか整理中です。