Nateの英語学習ブログ

CEFR C2 を目指す英語学習者のブログ

制限を設ける

目標達成に向けて制限を設けることは有効だと思っている。

 

簡単な例を出すと、TOEIC 900 点を目標に立てたとする。この場合に設ける制限は「年に 1 回しか公開テストを受けない」である。大学受験のセンター試験が一発だったように、その 1 回しかチャンスがないと思って計画を立てるのである。そうすると、時間を有効活用しようと考える。まず年に 1 回しか受けられないのだから、試験を意識した学習計画となる。つまり、試験日から逆算した計画が可能となる。年に何回も受けられる場合にはストレッチした学習計画を完全には終了しないまま受験することになるのではないかと思っているが、年に 1 回しか受けられない場合には万全の準備ができるだろう。たとえば過去問や模試を解いてしゃぶり尽くすまで復習することにつながるかもしれないし、基礎単語に再度着手できるかもしれない。

 

そして何より経済的である。受験料のみならず、TOEIC 会場までの交通費そして受験に際する拘束時間が格段に異なってくる。TOEIC を受けている間に別の英語学習ができることを考えると、失っている時間を得ているスコアよりも重たいかもしれない。ましてや受験料を考えると受験回数は少ない方が経済的なのである。

 

もし資格試験受験を考えているのであれば、制限を設けることを試してみても良いかもしれない。