私は英語指導の素人であるため実際に他人に指導したことはないが、自分自身の英語学習について自分自身で学習指導する面はある。そのため自分が学習者として英語と向き合っていると、必然的に英語学習のカバー範囲について考えることになる。
結論から言えば、まず発音が大前提としてあり、語彙力と文法力に支えられて四技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が存在する、というのが英語学習の範囲だと考えている。
なので、まずは発音から取り組むべきである。
次に語彙力と文法力であるが、細かすぎるところまでは踏み込む必要はないものの、しっかりと簡単な文法と語彙を身に付けておいたほうが良いと考えている。たとえば、中学生レベルの文法書をカバーできれば十分だろう。
そして次に、インプット系のリスニングとリーディングに取り組むべきである。できれば、リスニングから取り組むのが望ましい(スクリプトがあるとなおさら良い)。なぜなら正しい発音をインプットする(聴く)前に英文を読んでしまうと、間違った発音がサブボーカライゼーションによって脳に刷り込まれてしまうからである。
そして最後にライティングとスピーキングである。ライティングは添削サービスを使い、スピーキングは正しいフレーズを正しい発音でお手本と比べながら暗唱するプロセスを経た後で、独り言で練習した内容を英会話スクールで練習すればいいと思っているが、このあたりについてはまた追って書いていきたい。
英語学習の範囲を意識して学習戦略を練ることが、習得への近道だと思ったのである。