私は過去にDuolingoというサービスを使って英語で中国語（普通語）を学んだことがある。そもそも中国語を始めた理由はなかなか伸びない英語学習に飽きてしまっての浮気であるが、微妙に日本語と異なる漢字、ピンインや四声の難しさもあって、何度か挫折しながらも約二年間かけて Duolingoのコースを終了することができた。個人的には誇らしいことだと思っている。
中国語の学習を一通り終えて感じたことは、①語学における発音の重要性、②話したい内容の重要性、そして③英語一点突破の重要性である。
中国語も英語と同じく発音が極めて重要である。日本語にはない母音があるため練習しないと正しい音は出せない。また、四声と言われるイントネーションによって意味が変わるため、正しく発音できないと意思疎通が図れない。意思疎通ができなければ語学を学ぶ意味はないと考えているので、語学においては発音が重要であると改めて実感した。
また、英語にしても中国語にもしても、コミュニーケーションを取る際には「何を伝えたいか」を事前に決めていることが重要である。母語では高速に整理ができるものの、外国語の場合はその準備に時間がかかる。そのため、普段の語彙についても自分が何を話したいかに注力して準備する必要があると体感的に理解している。
最後に、結局のところ英語が最も汎用性が高いため、一般的な日本人であれば中国語や他の言語に浮気せず、まずは英語力をCEFR C2レベルまで高めることが重要ではないかと考えている。そうすれば、仕事の幅も広がり、意思疎通ができる人の数も増え、人生が豊かになるのではないだろうか。
