Nateの英語学習ブログ

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ハリー・ポッター原書マラソン

恥ずかしいので書くのも憚られるが、昨年達成できなかった目標の一つが「ハリーポッターを原書で読み切る」である。同書は全7巻計3,731ページあるので1日11ページのペースで読み続けていれば達成できる踏んでと計画を立てていたが、半分にも満たない1,453ページ(第4巻の途中)で挫折してしまった。

 

最大の原因は小説『ハリー・ポッター』に熱中できなかったことである。面白くないものを読み切ることは難しい。そして読み切ろうという熱意を失ってしまった後で、マラソンを継続することは難しく、優先順位を下げざるを得なかった。改めてモチベーション管理の難しさと優先順位付けの重要性を感じた。(同じことは現在継続中の英文記事マラソンでも起こり得ると思っている)

 

不明語彙が多かったことも熱意を失った理由の一つである。同書は児童書だが、小説を読むことに慣れていなかった自分は(小説特有の表現に関して)辞書を引くことが多かった。加えて、魔法道具や呪文に関する英語も普段の生活で全く触れていないものであり、理解に時間がかかることも多かった。さらにハグリッドに代表されるような方言も普段見ない文字列であるため、ストレスがかかった状態で読まざるを得なかった。これら不明語彙の多さによって、じわじわと熱意を失ってしまったのだろう。

 

目標を達成できなかったことについては不満が残るものの、優先順位とトレードオフを意識して、マラソンを止めることができたことについては評価できると思っている。前のエントリでも言及しており繰り返しになるが、人生は有限であるので、熱意を失ってしまったら続けない方が良いのである。